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紫外線不足が心身に与える精神的な影響

こんにちは、JUST TAN 24です。前回は紫外線が単なる「悪者」ではないこと、そして適切な日光浴が体に良い影響を与えることについてご紹介しました。今回は、その続きとして「紫外線不足が心身に与える精神的な影響」についてお話しします。

紫外線不足が招く精神的な不調とは?

  1. セロトニン分泌の低下
    日光を浴びることは、脳内で「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌を促すといわれています。セロトニンは、気分を安定させ、不安やストレスに対抗する上で欠かせない神経伝達物質です。しかし、紫外線(および可視光線)にほとんど触れない生活を続けると、このセロトニン分泌が低下しやすくなります。その結果、意欲減退やイライラ、落ち込みなど、気持ちが晴れずにずるずると不安定な状態が続いてしまう可能性があるのです。
  2. ビタミンD不足によるメンタルバランスの乱れ
    紫外線を適度に浴びることで皮膚で合成されるビタミンDは、骨や免疫機能だけでなく、脳内ホルモンバランスにも関わっています。ビタミンD不足は、うつ症状や気分障害のリスクを高める可能性が指摘されています。日常的に屋内にこもりがちな生活や、極端な紫外線避けによってビタミンDが不足することで、精神的な安定感を維持しづらくなるケースもあるのです。
  3. 季節性うつ(SAD:Seasonal Affective Disorder)との関係
    とりわけ日照時間が短くなる秋冬には、「季節性うつ」と呼ばれる症状が知られています。これは、日光量の減少によりセロトニンやメラトニン(睡眠や覚醒を調整するホルモン)の分泌リズムが乱れやすくなることで、倦怠感や抑うつ気分、睡眠障害が生じるものです。「紫外線をまったく浴びない」「日中も屋内にこもりきり」といったライフスタイルは、こうした季節性うつのリスクを高める一因にもなり得ます。
  4. 生活リズムの乱れによるストレス増大
    人間の生体リズムは、自然光のリズムと密接につながっています。適度な紫外線(および日光)を浴びることで、朝に体をしっかりと目覚めさせ、夜にきちんと休息へ導くホルモンバランスが整います。逆に日光にほとんど触れなければ、朝起きづらく、夜寝付きにくいといった不眠傾向が生じ、慢性的な疲労とストレスが蓄積し、精神的な不調へとつながることがあるのです。

どうすればいいのか?

  • 適度な日光浴
    毎日ほんの数十分でも良いので、外に出て自然光に触れる習慣をつけてみましょう。歩きながら朝日を浴びる、ベランダや窓辺で軽くストレッチをするなど、簡単なことでOKです。
  • 日焼けサロンを上手に活用
    日焼けサロンでは、紫外線量をコントロールできるため、無理のない範囲で紫外線を補給し、気分転換にもつなげられます。当サロンでは専門スタッフが、肌質や健康状態に合わせて紫外線照射時間をアドバイスできるので、健康的な「プチ日光浴」の場としてご利用いただけます。
  • バランスの良い食生活・適度な運動
    紫外線だけでなく、栄養バランスの取れた食事や適度な運動もメンタルバランスを整える上で有効です。

まとめ

紫外線は、適切な摂取が心身の健康によい影響をもたらします。逆に、紫外線を極端に避けすぎると、精神面での不調を引き起こす可能性があります。「紫外線=悪」という一方的なイメージにとらわれず、自分に合った適度な日光浴を心がけることが、明るく健やかな毎日をサポートする鍵となるでしょう。

ご自身のライフスタイルを見直し、自然な形で紫外線と付き合うことで、気分が上向き、心地よい毎日を過ごしてみませんか?当サロンは、皆様が紫外線を上手に活用し、より健康的な心身へと近づくお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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